やまいぬは書かねばと思った

やまいぬは書かねばと思った

へたれ女子大生やまいぬは今日も走る

ミズゴローとデートしてきた。

 

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ミズゴローとデートしてきた話がしたい。

 

 

 

 

 

ミズゴロー君は、同じ学科で、お笑い研究会とポケモンサークルに入ってて、

 

 

 


新歓期間にずっとミズゴローの恰好をして歩いてたらしいから、

 


ミズゴロー君。

 

 

 


ミズゴロー君はチビである。

 

 

 

 


身長156でヒールはいた私より小さい。

 

 

 

 


ミズゴロー君はハゲである。

 

 

 

 


第一印象は「額が広い薄毛の人」である。

 

 

 


ミズゴロー君はけっしてイケメンではないけど、

 


やたら話が面白い。

 

 

 

 

同じ詩歌創作授業で、


なんか毒気の強い面白変な詩を書く人だなぁと思ってた。

 

 

 

 

んで、1月1日の正月、夜、

 


じーちゃん家で暇してた時にたまたまミズゴロー君を思い出して、

 

 

 

 

「ミズゴロー君とごはん行きたいです」ってLINEしたら、

 

 

 

 


送って3秒ぐらいで、

 

 

 


「人違いですが、ごはんは行きましょう」って返事が来た。

 

 

 

 

でも、お互いテスト期間やら何やらで忙しくて、

 

ごはんは実現せずに話は流れたかのように思われた。

 

 

 

 


今更流れた話を蒸し返すのは面倒だし、

 

あっちはもしかしたら2人よりも大勢が好きかもしれないし、

 

だとしたら日程調整が面倒だ。

 

 

 

 


したら、だ。

 

 

 

 

2月に入ったら、ミズゴロー君からLINEが来た。

 

 

 

 


「テストは終わりましたかな。ごはんでも」

 

 

 

 

アガったよ、やまいぬは。

 

 

 


だって、いつも誘うばかりで、

 

初めて男性からゴハン誘われたんだもの。

 

 

 

 

そっから、まだ寒いけど、気合の春物ワンピ―スを買いましたさ。

 

 

 


ライトグリーンのワンピース。胸に大きなリボンがついてるやつ。

 

 

 

 

試着したら、アパレル店員さんが

 

「お客様、すごく可愛いですよ~~」

 


「今度のデートに着ていきたいんです!!」

 

 

「え〜〜これで会ったら、絶対男の子、嬉しいですよ〜〜!!」

 

 

 

 

って、言われて、買っちゃったよ。

 

 

 

 

 

 

ちゃんと髪巻き巻きして、デート行きましたとも。

 

 

 


そういや、ミズゴロー君は、いつも変な恰好をしている。

 

 

 

クリスマスにひらかれた私の劇には、

 

小さいサンタの恰好で来た。

 

 

 

「Ho! Ho! Ho! 頑張った君にはこの栄養ドリンク詰め合わせをあげよう

 

 

 

リポビタンDオロナミンC、各種揃っているよ!!」

 

 

 


この前の授業では、小さいアライグマの恰好をしていた。

 

 

 

アライグマのパーカー。

 

 

 

 

得意げな顔で、

 

 

 

 


「見てください! これ、フード被ったら、上までチャック上がるんです!」

 

 

 


小さいおっさん顔した成人男性がアライグマの中でもごもご喋ってた。

 

 

 

 

その前は、南極探検隊みたいな

 

デカい毛皮の帽子かぶってた。

 

 

 

 

そのままアラスカとか行けそうなやつ。

 

 

 

 

私との1回目のデートには、比較的マトモな恰好してたけど、

 

 

 

緑のチェックのポンチョ羽織ってて、

 

 

 

「今日のテーマは?」って聞いたら、

 

 

 


「今日はハリーポッターです! おすすめの魔法使いの帽子あったら、


教えてください! なかなか見当たらないので!!」

 

 

 


って、言われた。

 

 

 


「気持ち悪いなぁ、君は」って言ったら、

 

 

 

 


すごく気持ち悪い笑い方してくれて、すごく気持ち悪かった。

 

 

 


なんで女物の手袋してるのって聞いたら、

 

 

 

 

「これは、レジで、さも彼女用かのような笑顔で買って、

 

 

 


後日、訳ありげな悲しい顔して、手袋を自分でつけて行って、

 

 

 


店員さんに僕と架空の恋人のドラマを想像させる遊びをしているんです」

 

 

 

って、言ってて、やっぱり気持ち悪かった。

 

 

 


ちなみに別の日にアパレルバイトしてる友達に聞いたら、

 

 

 


「そもそも忙しくて、客の顔なんか、いちいち覚えてないし、

 

 


覚えてたとしても、『あーそういう趣味の人なんだな』としか思わないよ」

 

 

 


って言ってた。

 

 

 


その話をミズゴロー君にしたら、

 

 

 

「僕、この遊び大好きで女性物の小物を2万円くらい買っちゃいましたよ」

 

 

 

って、気持ち悪いこと悲しい顔で言ってた。

 

 

 

「気持ち悪いね!」って言うと、

 

 

 

「げへへへへ」って、さらに気持ち悪い笑い方してくれるんだけど、

 

 

 

「見てみて、あのマネキン小さいよ!

 

 


ミズ君の友達じゃん!

 

 

 


でも、サイズ感一緒なのに、あっちの方が可愛いね!!!!」

 

 


みたいな事たくさん言ったら、

 

 

 

「今度それ言ったら、僕と一緒にプリキュアのコンサート、

 

 

最前列に連れて行きますよ?」

 

 

 


って、言われた。怖い怖い。

 

 

 


ちなみにプリキュアは姪っ子と話合わせるために

 

 


一生懸命、観てたら、

 

 

 

姪っ子ちゃんは、すぐに飽きて、

 

 

 

ミズ君だけ、めっちゃ詳しくなっちゃったらしい。

 

 

 


ミズ君は気持ち悪い人だ。

 

 


というか、本人が気持ち悪い人ごっこを楽しんでいる。

 

 


どこまでが素で、どこからがゴッコなのか、いまいち分からない。

 

 

特技は、人の誕生日を聞いたら、それに関連する情報を

 

 


ずらずら早口で気持ち悪く羅列することだって言ってた。

 

 


その人の星座、誕生石、誕生花、誕生魚に、誕生寿司、あと動物?

 

 

 

ちなみにミズ君の誕生魚は「ウナギ」で、特徴は「つかみどころがない」ところらしい。

 

 


あと、誕生寿司は「ホタルイカ」って言ってた。

 

 


ホタルイカの寿司なんて、初めて聞いたよ。

 

 


そういや、1回目のデートで、会った時、

 

 

 

「どこ行きたい?」って聞いたら、

 

 

 


「スイーツパラダイスというものに行きたいです」

 

 

 


って、目きらきらさせて言われた。

 

 

 

何で?って聞いたら、

 

 

 

 

「だって、スイーツのパラダイスですよ! 天国じゃないですか!」

 

 

 


って、言われた。

 

 

 


鹿児島出身の彼は、スイパラに並々ならぬ憧れを抱いてるんだけど、

 

 

 


男一人で行く勇気は無いという。

 

 

 

 

町中をアライグマで歩くくせによく分からないやつだ。

 

 

 

 

ちっちゃい薄毛のオッサン顔した青年が、それはそれは嬉しそうに

 

 

イチゴのミルクレープを頬張っていて、やっぱり気持ち悪かった。

 

 

 


ミズ君は三次元の女の子には興味あるの?って聞いたら、

 

 

 


「無いって言うと、婚期逃しそうなので、一応あるって言ってます」とな。

 

 

 


でも、後日、友人に聞いたら、

 

 

 

「女子大生はチョロいよ~(笑)」ってのを誰かが言ったら、

 

 

 

「女子大生はチョロいんですか、それは良いこと聞いたなぁ」

 

 

 

 

って、ミズ君、ウキウキしてたらしいから、よく分からない。

 

 

 

 

ミズ君に「何でそんな気持ち悪い笑い方するの」って聞いたら、

 

 

 

 

 

 

 

上京する前に都会っ子の笑い方を研究した成果らしいんだけど、

 

 

 

 

 

 

 

どう考えても、その笑い方は秋葉原とかのごく一部の限られた都会の笑い方だ。

 

 

 

 

 

 

 

で、この前、「甘いもの大好きなミズゴロー君にチョコあげるよ」

 

 

 


ってLINEしたら、

 

 

 


「人違いですけど、チョコ欲しいです。ごはん行きましょう」

 

 

 


って、やっぱり3秒で返事が来た。

 

 

 


で、今日、彼と2回目のデートしてきたんだけど、

 

 

 

「ごめんね、ミズゴロー君。15分遅刻する」

 

 

 

ってLINEしたら、ちょっと間が空いてから、

 

 

 

 


「分かったミズ―」って返事がきた。

 

 

 


どうやら、観念したらしい。

 

 

 


今日はミズ君、黒のトレンチコートを着てきた。

 

 

 


女物の黒い手袋もしてたけど。

 

 

 

 

いつものアライグマやら、サンタに比べれば、

 

 

 

 

よっぽどマトモだったから、

 

 

 


これは、デート用に一応のお洒落してきてくれたのかな

 

 

 

 

って思ったら、ちょっと面白かった。

 

 

 

 

黒のトレンチと手袋した、チビハゲメガネのお喋りミズゴロー君。

 

 

 

 

私は白のニットワンピース着てった。

白いお花のバレッタもおまけに。

 

 

 

 

 

何度も「ちっちゃいね!」って言って、ごめんね。

 

 

 


ちゃんと気を使って、ハゲには触れなかったよ。

 

 

 


プリキュアには連れて行かないでほしいな。

 

 

 


ミズ君にゴディバのチョコあげたら、

 

 


ちっちゃいバッグから、

 

 

 

「あ、じゃあこれお返しです」

 

 

 

って、ロイズの生チョコくれた。

 

 

 


女子力高いな、ミズ君。

 

 

 


でも、その日のデート中、ミズ君、ずっとゴキゲンで

 

 

 


ゴディバの小さい紙袋、手に持ってたから、喜んでくれたんじゃないだろうか。

 

 

 


なんでしまわないの?って聞いたら、

 

 

 

東京の人に自慢したいんです、ってニコニコ言ってた。

 

 

 

「つかみどころのない」ミズ君だから、どこまで本気か分からないけど。

 

 

 


この前、お笑い研究会の男どもで集まって、近くの公民館の台所貸切って、

 

 

自分たちで自分たちのためのチョコ作って完食したって言ってたし。

 

 

 


まあ、プリキュアゴディバくれないしね。

 

 

 

いやぁ、楽しそうな人生を送っているようで、何よりだ。

 

 

 


私も人生楽しいさ。

 

 

 

 

いつか、ミズ君のお笑いライブに行きたいなぁ。

 

 

 

 

ロイズおいしかったよ、ありがとう。

 

 

 

 

ちなみに、デートしてる時の私を、少しでも可愛いと思ってくれたなら、

 

 

 

 

すごく面白いなぁ、それは。

 

 

 

 

あはは(´∀`)

 

 

 


今日は「ミズゴローとデートしてきた」という話でした。

 

 

 


続きは、また今度。

 

 

 

やまいぬでしたʕ ・(エ)・ʔ

 

 

 


甘い甘い恋をしましょう
チョコをひとつ君にあげる
代わりに君の愛をちょうだい
甘い甘い愛をひとつ